ウーロン茶

遥か昔、紀元前から中国で愛飲されてきた半発酵茶です。カテキン類がいくつもつながった烏龍茶ポリフェノールと呼ばれる成分を含みます。ウーロン茶に含まれるカテキンには、胆汁酸の排出を促進する働きがあり、これによって血中コレステロールの上昇を抑制してくれます。コレステロールの過剰な増加は動脈硬化や脂質異常症の原因となる為、これらを予防する効果が期待できます。また、前述した烏龍茶ポリフェノールには、脂質の分解・吸収の役割を担う消化酵素「膵リパーゼ」の働きを抑制する効果があります。リパーゼの働きが抑えられるという事は、脂質は吸収されずに腸まで運ばれてそのまま排出されるという事になります。ただし、すべての脂質が排出されるというわけではない為、脂質が溜まりにくくなるという認識です。ダイエットのサポートにはなるでしょう。