大豆の注意点

大豆由来のサプリメントは短期間の摂取であればほとんどの人に安全といえますが、長期間にわたり多量に摂取するのは危険と言えます。特に多量摂取では、子宮組織の異常増殖を引き起こすことが懸念されます。

食品安全委員会によると、大豆イソフラボンの1日の上限摂取量を70~75㎎とし、食事以外に追加摂取する量の上限を1日30mgとしています。

妊娠授乳期の方、乳がんや遺伝的に乳がんに罹患しやすいと思われる方、子宮内膜がん、腎臓病、膀胱がんリスクの高い方などは通常の食事以外から摂取するのは控えるべきでしょう。

うつを改善する薬であるMAO阻害薬は一緒に飲まないよう注意してください。その他、抗生物質・エストロゲン・タモキシフェン・ワルファリンとの飲み合わせにも注意が必要と言えるでしょう。